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それを通じての交流を深めていることである。第1回は66人、第2回も同数の参加者があったが、第3回は170人にのぼり、この活動のひろがりがうかがわれる。このフォーラムではその都度、講演、基調報告や研究発表を、資料をふくめて報告書として作成公刊しており、斯界に稗益するところが大きい。
3 成果と課題
このように「北前船のむらづくり」事業は、資料館での展示やフォーラムの実施を通じて住民間の地域の文化に対する関心をたかめ、村びとを対象とする学習会「河野座」も開かれるようになった。外部からの観光客もふえ、第三次産業への就業者もふえている。
北前船資料館の類は他所にもあるが、河野村ほど真正面から取組み、学問的な面だけでなく観光面での成果をあげているところは珍しい。フォーラムもぜひ維持してほしい。その試みは地道であるが、今度とも地域文化の発信基地としての役割を担って行くことが期待される。
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